ゆったりとした揺らぎのあるボサノバギターのリズムを弾いてみましょう。 今回はまず右手の使い方をメインにしていきます。 それでは弾いてみて下さい。
ポイントは 親指は必ず、1拍目、2拍目をしっかりと弾きます。 またコードが移り変わる部分が前の拍の最後の音になります。 ボサノバのギターは、色々なパーカッションの演奏が基にあり、 各パーカッションのエッセンスをギター1本に凝縮したものと言えます。 なのでパーカッションの役割や音色を理解する事がとても大事になってきます。
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代表的な3つのパーカッションを紹介したいと思います。
~スルド~ リズムの一番の基礎を担当する部分です。 2拍子のリズムの1拍目、2拍目を担当しています。 1拍目が小さく、2拍目が大きくです。
~ガンザ(シェーカー)~ 小さな揺れを絶えず起こしてくれる楽器です。 16分の細かい刻みを基本にしつつ、次の拍への繋ぎを滑らかにするようアクセントをつけたります。
~タンボリン~ 電電太鼓のような風貌ですが、リズムのアクセントを担当します。 ブラジル音楽は様々な所にアクセントがつきますが、 特に16分音符の2、4の場所につく事が多いので、とても複雑なリズムに聞こえてきます。
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ギターで演奏する時は 親指がスルド 人差し指、中指、薬指がタンボリン、ガンザ に置き換えられます。 それぞれの指がパーカッションになったつもりでぜひ弾いてみて下さい。